2013年8月3日土曜日

マジ(本気の)Q−BORG

これまでQ−BORGはいつも現場でカメラだけを交換してのちょい使いがほとんどでしたが、
今回は良い液晶フードも手に入ったのもありQ−BORGでの使用を重視して組んでみました。

で、試しに組んでみたのがコレ
SEL30M35+NEX-7
BORG50FL(Q-BORG仕様)
換算焦点距離 3080mm

SEL30M35+NEX-7
具体的にはヘリコイド等の重量の有るパーツをカメラ側に集中させ鏡筒前方の重量物は極力減らす事によりピント合わせ時のブレを軽減し、いつも苦労する被写体の導入を楽にする為に照準器も追加。
扱い難いQ−BORGの使い心地を少しでも上げるように配慮しました。

レリーズには2秒タイマー又はリモコンを使用します。
デジスコのようにレリーズケーブルは?
って思う方もいるかもしれませんがQはシャッターボタンに対するレスポンスが悪く特に連写時の切れが悪い(シャッターを離してからもしばらく連写が続く)のでレリーズケーブルを使用しても気持ち良くシャッターを切る事は出来ないので2秒セルフやリモコンで十分だと思うからです。

少し試写(と言ってもベランダから見える木とかですが)した感じでは現場でカメラを交換しただけのモノと比べると使い勝手についてはすこぶる良くなりました。
特にヘリコイド操作時のブレやブレ収束までに掛かる時間が大幅に軽減されたのでピント合わせ~撮影に費やす時間が減り撮影機会を逃す事も少しは減りそうです。
が、
根本的な弱点が解決出来たワケではなく撮影出来るのは極限られた被写体のみなのに変わりはありません。
被写体導入は照準器により上下左右方向は楽になるとは言え前後方向(奥行)では照準器は役に立たないので被写界深度が浅くなる近距離ほど被写体を導入するのに迷走します。
これが更に被写体が前後に動かいた日にゃあもぅお手上げ(爆)
焦点距離が固定な分デジスコの数倍はしんどい、、、orz

新たに導入した液晶フードは拡大もされるし明るい場所でもなかなか見易くなって良い感じです。
が、
根本的なQの背面液晶の解像度不足は如何ともし難いのでいくら拡大したところで見えない物(ピントの山)は見えずピント精度が大幅に上昇ってワケにはいきません(^_^;)

重量についてもカメラ本体が軽量なのでデジボーグ部分だけなら1.4kgと軽量ながらQの場合は三脚必須となる為、システムとしての重量は本体重量が数倍有るK-5でのデジボーグより重くなってしまうというジレンマ。。。

。。。。。

なんか悪い点ばっか出てきますw

でも、
望遠レンズではほぼ実現不可能(?)な換算焦点距離3000mm超の世界は背面液晶で覗いてるだけでも楽しいです。ク、クルシイ、、、

まぁとりあえず試写結果をば
下にいくほど距離は近くなっています。
下画像は画角比較用にカメラをNEX-7に変更し換算焦点距離840mmで撮ったモノです。

その1
BORG50FL+PENTAX Q
BORG50FL+NEX-7

その2
BORG50FL+PENTAX Q
BORG50FL+NEX-7

その3
BORG50FL+PENTAX Q
BORG50FL+NEX-7

その4
BORG50FL+PENTAX Q
BORG50FL+NEX-7

2 件のコメント:

  1. これがQ用カスタマイズですか。
    これまでの経験から、書かれていること一つ一つがよーく判りますw
    ただ1つ不思議なのが、よくこれだけピントが合わせられるなということですね。
    Qの背面液晶の解像度はどの機種も同じなので、あとは菊銀さんと私の目の解像度が違うんだろうなと(爆)
    そんな気がしました。

    返信削除
    返信
    1. Q-BORGの良いところ悪いところそして楽しさは経験者しか分からないですね^^

      ピント合わせは背面液晶ではピントの山がイマイチ見えないだけに勘に頼る部分も多くもう慣れるしかないかと(^_^;)

      削除