2013年2月21日木曜日

AFアダプター弐号機改テスト

AFアダプター弐号機改を使用したAFボーグの試写を仕事帰りに少しだけしてきました。
仕事帰りって事もあり今回は対物レンズには50FLを使用しました。
01STANDARD PRIME+PENTAX Q
主要なパーツはM57ヘリコイドLII【7860】、ミニミニドロチューブ【7205】くらいであとは延長筒、アダプター類で計算上の焦点距離約330mmに合わせて光路長を調整しています。
ぶっちゃけ手元にあるパーツで適当に組んだだけなのですが、手持ち撮影にはめっちゃ良いかも?
重量はカメラを含めても1.4kgと軽いですしAF用のクローズアップで焦点距離は縮みましたがその分、直焦点よりコンパクトなので取り回しは最高でした。
AFアダプターは実は50FLとの組み合わせが一番相性が良いかもしれません。
画質面では問題だったケラレや円形歪みはAFアダプターの内径を拡大した事とAF用レンズをAC No.3からAC No.2に変更し焦点距離が伸びた事とにより飛躍的に改善されました。

以下、本日の試写結果です。
仕事帰りに職場近くの新湊川河口でユリカモメを相手にテストを行いました。
MFだと苦労した飛翔シーンもたった30分程の試写でも簡単に量産できちゃったので大量にアップします。
ユリカモメ
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37

セグロカモメ
BORG50FL+α37

トビ
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37

トマリモノ
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37
BORG50FL+α37

で肝心のAF性能についてはウソみたいですが爆速です!ホントです!
※あくまで個人的主観からではありますが自分が所有するどのAFレンズより速いのは確かです。

フルレンジAFでは無いのでMFの技術との併用ではありますがボヤけた状態でも良いのでファインダー内に捉える事さえ出来れば今回の試写で撮った写真くらいならばいとも簡単に撮れてしまいます。
今まで必死でトビモノもMFしてたのはなんだったんだ?
文明の利器には敵わないと実感させられました。
の反面やはりトマリモノ相手では直焦点MFの解像度には敵いません。
しかしBORG活用の新たな可能性を感じるには十分な結果でした。

おまけ
BORG50FL+α37
等倍(長辺1600)
月も手持ちでパッと撮っても十分な写りです。

2 件のコメント:

  1. 昨日は、直メありがとうございました♪
    しかし、思わず直メしただけのことある出来ですね!
    飛びものスゲー!
    羽毛も写っている!
    楽しそう!
    焦点距離330mmは、α37だと換算で495mmってことですか?
    それとも、換算で330mmです?
    ちなみに、SAL55300と被らないです?
    ズームレンズとは次元が違うのでしょうから良いのか!

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    1. 昨日は、直メ失礼しました。
      思わず直メするくらい驚きのAF性能だったんです。


      >飛びものスゲー!

      AFがサポートしてくれるしAFスピードも純正レンズ(SAL55300)より速いのでこの程度の写真なら超簡単に量産しちゃいます。
      半AFってよく言いますが、どちらかと言うと半MFって感じかな?
      あれ?半だからどっちも一緒かw
      う~ん、好し!さんに分かりやすく例えるならば、
      デジスコが半AFって言いますが、
      AFとMFの比率って
      1(AF):9(MF)
      って感じですよね。
      (実際AFは1以下かな?)
      これが半MFは逆の
      9(AF):1(MF)
      って感じです。
      ↑我ながら良い例えだと思います。


      >羽毛も写っている!

      ある程度の距離がある事(被写界深度が稼げる)と他にピントを引きずるモノが無い事からトビモノに対しての歩留まりも悪くないです。
      逆に近距離のトマリモノの方が被写界深度も浅く思った場所(例えば目)に合ってくれないので歩留まりは悪いです。
      トマリモノにはやはりMFですね。


      >楽しそう!

      ヤバイっすよ。
      自作したモノなので余計に面白いですね。


      >焦点距離330mmは、α37だと換算で495mmってことですか?

      そうです素の焦点距離が約330mmって事です。
      自分は換算の時は換算焦点距離って書いてます。(たぶん)


      >ちなみに、SAL55300と被らないです?
      ズームレンズとは次元が違うのでしょうから良いのか!

      そうですね次元が違うので被りません。

      まぁ分かるとは思いますがトビモノ写真はトリミングしています。
      ※一枚目(近すぎてブレた)以外
      中には等倍近くまで大トリミングしてるモノもあります。

      結論から言えばズーム(少なくともSAL55300)でもこのくらいの写りの写真は撮れます。

      ただしノートリミングかそれに近い画角で撮れればって条件付きです。
      ↑の条件付きなら標準ズームでだって撮れます。

      ただこの大きさに撮るには300mmでも相当な近距離に近づきなおかつファインダー内に捉えないとです。
      ホバリングならまだしもピュ~って飛んでるところをそんな近距離でファインダー内に収めるような神業を自分は持ち合わせてません。
      要は
      数字的には焦点距離は近くてもボーグのトリミング耐性の高さからくる望遠効果でワーキングディスタンス(って言うのかな?)が全く違うって事です。
      小さく撮って大きく見れるのが簡単に撮れる理由の一つです。

      極端な話、無茶苦茶苦労すれば標準ズームでも撮れるので作例を見るだけでは何も計れない(作例よりどういった状況で撮ったかの方が重要)のが写真の恐いところです。

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