更なる深みへＢＯＲＧ８９ＥＤ

この度、先月発売されたばかりのＢＯＲＧの新対物レンズの８９ＥＤをＢＵ−１セットで購入してしまいボーグ沼の更なる深みへと逝ってしまいました。

実のところは先月には既に注文しておりましたが発売日の１月２５日入荷分は抑えられず二次入荷分が少し前に手元には届いてました。

ただこのところＡＦアダプターのテストに手一杯で手つかずで部屋の片隅で眠っていたいました。

ＡＦアダプターが一応の完成をみる事となったので８９ＥＤを開封する事にしました。

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

とりあえず開けてみた。

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

毎度ですが何か買った後のこの開封の瞬間のドキドキ感タマリマセン

セット内容

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

ヘリコイドやドロチューブなどが一体化したＢＵ−１のセットなので構成はシンプルです。

対物レンズを比較してみた。

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

今まで大きいと思っていた７７ＥＤⅡすら小さく感じてしまいます。

実物は写真などで見るよりもデカイです。 業務用のみかんの缶詰くらいある？

ただし重量は意外と軽いと感じました。

そしてＢＵ−１

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

なるほど高価なだけあってヘリコイドの動きのスムーズさなど通常のヘリコイドＭなどとは比べモノになりませんしドローチューブもタワミなども無く少々重量はかさみますが剛性感が段違いです。

通常の金属鏡筒だと７７ＥＤⅡでもドローチューブのたわみなどが気になるので更に長い光路長が必要な８９ＥＤにはこの剛性の高さは重要だと思います。

ただカメラレンズの操作性を謌うならいっそのことＫＯＷＡのPROMINAR 500mmF5.6FLのように絞りユニットも内蔵するとかフォーカスリングを粗動と微動のダブルフォーカスにして欲しかったですね。

どちらもコスト的に厳しそうですが。。。

他付属パーツ

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

残りのパーツは光路長調節用のただの延長筒やアダプター類です。

とりあえず基本的な組み方で組んでα３７を取り付けてみた。

01STANDARD PRIME+PENTAX Q

この状態でも結構な長さですがこのままではピントは合いません。

無限遠で合焦させるにはドローチューブを６ｃｍ引き出した状態まで光路長を延ばす必要があります。

ただし

無限遠＝ピントが合う一番短い状態

なので実際の撮影時にはヘリコイドやドローチューブを繰り出したりするので更に長くなります。

これがクリアな光学系と引き換えにした直焦点最大の弱点と言えるでしょう。

※センサーまでの距離が焦点距離と同じ分だけ必要。

８９ＥＤ購入にあたってはＫＯＷＡのPROMINAR 500mmF5.6FLと最後まで迷いました。

前述のようにアチラは絞り内蔵にダブルフォーカスリングで更に防水機能まで有しており少々お高いですが実質価格差は無いと言っても良いでしょう。

実際、アッチにしちゃおうと何度思った事か(^_^;)

しかしこれまで他ボーグ使用してきた経験からの信頼感と自由度の高さから最終的には８９ＥＤを選びました。