F AFアダプター1.7x
01STANDARD PRIME+PENTAX Q |
これはPENTAX純正のAFアダプターでMFレンズを半AF化する事が出来るモノで1.7倍のテレコンも兼ねてます。
MF〜AFへの過渡期のモノなのでかなり古い製品かと。
驚く事に今だ現行品としてカタログにもちゃんと載ってます。
このアダプターを使用するのがボーグAF化で最もポピュラーな手法だと思うので自分から詳細な説明は割愛(不可能)します。
自分が既に使用しているαでのアクロマートAFとの最大の違いは、
アクロマートAFがレデューサーレンズ(焦点距離を縮める)をAFレンズに使用しているのに対し、
テレコンレンズ(焦点距離を伸ばす)をAFレンズとして使用する事です。
ただしボーグはF値が高くこのアダプターの作動範囲外となるので作動範囲内までF値を下げる為にレデューサーも使用します。
簡単な話がボーグAF化にはF値を下げるレデーュサーが必要であり、
そのレデューサー自体をAFレンズとして使用するアクロマートAFに対し、
下げる必要のあるF値を更に高めてしまうテレコンレンズをAFレンズに使用し、そのF値をレデューサーを使用して再度下げるという一見無駄としか言いようのない方法です。
実際光学的な無駄は多いとは思いますし、
あくまで予想ではありますカメラボディの機能を制限無しで使えるアクロマートAFに対し、AFアダプターの場合は測距点はセンター一点のみ(たぶん)しか使えないなどの制限も有りAF性能ではアクロマートAFに及ばないのではないかと思います。
利点としてはテレコンを使用するので焦点距離の面ではアクロマートAFより有利です。
※アクロマートAFでもテレコンは使用可能ですがAF可能な状態での焦点距離ではこちらに及びません。
これら予想される特性から自分は89EDでのAF化をメインに考えてます。
実際にAFボーグを組むにあたり、
このアダプターはそのままボーグやカメラを装着しても作動しないのでまずはアダプターに少し手を加える必要があります。
いろいろ調べた結果電子接点を短絡させれば作動するとの事なので加工してみました。
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加工と言ってもショートさせるピンの上にアルミホイルを置いてセロテープで貼っただけw
ちなみにどのピンをショートさせるかでもいろいろ変わるらしいです。
この加工のおかげでAF機能以外にもシャッタースピード優先モードが使用可能になりました。
01STANDARD PRIME+PENTAX Q |
またカメラ側にはF値6.7の情報(偽)が送られます。
※露出暴れを防ぐ効果が有るとか、、、ワカラン
さておき
あとはカメラメニューから絞りリングの使用設定を許可すればアダプターとカメラの準備は完了。
次はアダプターにボーグのF値を下げるレデューサーを取り付けます。
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左から
カメラマウントKマウント用【5002】
カメラマウントホルダー【7000】
2インチホルダー【7508】です。
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上記のパーツを順番に接続し2インチホルダーにレデューサーレンズ(AC CLOSE-UP)を取り付ければボーグ用AFアダプターの完成です。
01STANDARD PRIME+PENTAX Q |
玉抜きレンズでの自作アダプターに比べてかなりコンパクトに収まります。
これは全長調整の自由度の低いBU1での使用の時に有利で全玉抜きアダプターはここがネックでした。
あとはこのアダプターを合成焦点距離(詳細割愛)に合わせて光路長を調節したボーグに接続すればAF化完了です。
注)ボーグAF化についてはあくまで自己責任です。
分かる範囲での情報提供には応じますが故障等に対して当方は一切の責任を負いませんので悪しからず。
多分AF調整しないと駄目だと思いますよ。
返信削除はい、dさんのおっしゃるとおり駄目でしたw
削除今日、少し試写した時に要調整だという結果に。。。
※試写結果は0:00に自動アップ予定
純正アダプター使用で一番手軽で簡単なボーグAF化とこれまで思ってましたが、
調整(ピント、露出)など含めたらαでの全玉抜きAFよりよっぽど難しいですよコレ(^_^;)
う~ん・・・
削除む、難しいのですねf(^_^;)
ミラーレス以上になるのは、無理なyoshikみたいですorz
好し!さんこんばんわ
削除ペンタでのAFなかなか難しいですね。
それ以前に撮影結果の反映されないOVFでの撮影のハードルが自分には高いという。。。orz