前回、手を加えた
F AFアダプター1.7x
を使用して
BORG89EDをAF化してみました。
01STANDARD PRIME+PENTAX Q |
今回はレデューサーにAC CLOSE-UPのNo.5を使用し
合成焦点距離は約440mm
これにテレコンの倍率を加えて
約750mmとなります。
家の前の公園に居付いてるツグミを相手に試写してみました。
距離は10~15mくらいかな?
ノートリ
BORG89ED+K-5Ⅱs |
等倍
BORG89ED+K-5Ⅱs |
ノートリ
BORG89ED+K-5Ⅱs |
等倍
BORG89ED+K-5Ⅱs |
ノートリ
BORG89ED+K-5Ⅱs |
等倍
BORG89ED+K-5Ⅱs |
アクロマートAF(α37)ではおそらくAF作動不可能な焦点距離(暗さ)ですが、AFの作動自体は良好ですしAF速度もなかなかの速さです。
※余裕を感じるのでまだ焦点距離は伸ばせそう。
ピント精度については重い89EDを腕がプルプルしながら手持ち撮影した為ブレの影響も有りますがイマイチと言った印象です。
ピントがキッチリ出ていないので当たり前ですがK-5Ⅱs本来の解像度は出せていないでしょう。
現状ではα37でのアクロマートAFの方がよっぽど高解像です。
この辺りは要調整ですね(^_^;)
ノートリ2、3枚目の大きさならローパスレスじゃないα37でもモアレが発生してもおかしくないです。
次は50m以上離れた電線のスズメ
BORG89ED+K-5Ⅱs |
等倍
BORG89ED+K-5Ⅱs |
この距離だと被写界深度も深くなりピント精度はシビアでは無くなる為カメラの解像度がモノをいいα37だと輪郭がボヤけてくる(透過ミラーの影響?)ところをディテールを残しています。
少しローパスレスの恩恵を感じた。。。
いや、透過ミラーの悪影響か?
今回の試写はAFの作動テストがメインなので調整不足のピント精度の事は無しとして、
F AFアダプターx1.7とアクロマートAFとでは同じAFでも全く特性が異なるようです。
以下その違いを
まずアクロマートAFが直焦点よりも焦点距離が短くなるのに対し1.7倍のテンコンを使用する事からレデューサー含みでも直焦点より焦点距離は長くなり遠距離撮影や被写体を大きく撮れるメリットが有ります。
逆を返せばテンコンがシステムに含まれる為焦点距離を縮められないって事になり
=F値を下げられない
=シャッタースピードを稼ぎづらい
と言うデメリットにもなります。
AFの機能についてはAF-Cは使用出来るものの測距点がセンター一点(これが一番痛い)のみに限定されてしまいます。
またこれはカメラ側の問題も有りますがAF速度についてもアクロマートAFのそれには敵いません。
それにAFの利く範囲(距離)もアクロマートAFよりは狭いので動態に対してのAF性能で言えばアクロマートAFに軍配が上がります。
※余談ですが作動音も同じボディ側モーター使用の弐号機改と比べてもかなり大きくSAM仕様のType-Dとは比べるまでもなくうるさいです。
まぁ粗方予想通りの結果であり、
その特性を考えると89EDと組み合わせての運用がやはりベストかな?
注)現段階での印象ですので以降改善は有るかもしれません。
あと撮影結果が反映されないOVFでの撮影だったので露出補正をどうかけてよいのやらがサッパリw
全てのちょっとアンダー気味になってしまってました。
EVFだとまず使わない(個人的に)露出ブラケットとかの機能の存在意義をちょっと納得しました。
やっぱ確認しながら撮影しないとイケないのかな。。。メンドッチイな(^^;)
だからみんなROWで撮るのかな?とも思ってみたり
どっちにしてもメンドッチイ。。。
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