2011年10月5日水曜日

Vixen ユニバーサルデジタルカメラアダプター

PowerShot S95
フィールドスコープとカメラを接続する為に使用する部品です。
本当はデジスコ屋などで売っているカメラごと専用の製品がほしいところなんですが、なにぶん高価なのでなかなか手がでません。
この製品なら汎用なのでほとんどのカメラがデジスコで使用でき価格も¥9,975(税抜¥9,500)で実売ではもう少し安く手に入ります。
造り自体はかなり頑丈な作りですが、重量もかなりのものになっています。
光軸調整は上下、左右、前後とできますが、ピッチング方向と言うのかな?三脚の雲台で言うティルト方向の調整ができないのが難点です。(パン方向は可能)
しかもカメラを載せる台がきっちり水平なら問題はないのですが若干仰角がついた状態になってしまっているのが困りもので自分で工夫する必要があります。

PowerShot S95
これがカメラを載せる台側からみた画像です。この台が個体差かもしれませんが若干後ろ下がりなので仰角がついてしまいます。
それにカメラを着脱するたびに位置の調整をやりなおさなくてはならないのが面倒です。

PowerShot S95
上の問題を解決する為にちょっと細工を施しました。小型のクイックシューを使用してカメラ着脱の度に位置がズレてしまわないように固定して、さらに仰角が付いてしまってるのをカメラ台とクイックシューの台座の間にゴムシートをかませて補正しました。これだけでもけっこう写りが改善されました。

PowerShot S95
これはブラケットの脚の部分なのですが、5cmほど切断してあります。
下の画像を見ていただければ分かると思うのですが、脚が長いと三脚に干渉して前後バランス取る為に前方にオフセットするのに邪魔で仕方ないのです。
更に木の上などにいる野鳥を撮る際にアダプターの脚が三脚に干渉して仰角がとれないという問題もありました。

PowerShot S95
これがスコープと三脚にセットした状態です。脚が長いと干渉してしまうのが分かってもらえるかと思います。
あと脚の無駄な部分を切除した事によって少しは軽量化にもなったと思います。
と、いろいろそのまま使用するには問題の多い製品です(汗)
おそらく昔のデジカメでの使用を前提にした古い設計なんでしょう。
ちなみにレリーズステーも自作です。

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